4)背部腫脹で発見された後腹膜腫瘤の1例
症例は14歳、女性。背部の腫脹を認め前医受診。CT検査にて後腹膜に腫瘤を指摘されたため、当院紹介受診となった。来院時左背部に4cm大の圧痛のある腫瘤を触知した。造影MRI検査にて左腎頭側に5cm大の腫瘤性病変を認め、一部脂肪成分や出血様成分を含んでいた。さらに腫瘤の背側に不整に造影効果を受ける部位があり、その範囲は頭側は左肺下葉から尾側は腎上極まで達し、背側は皮下に突出していた。悪性腫瘍を疑い、皮下の腫瘍生検を施行した。